骨肉腫サバイバーダンサー story2
骨肉腫サバイバーダンサー 私はプロダンサーです。信じられないかも知れませんが、右足付け根部に骨肉腫を発症したにも関わらず、骨肉腫発症から約20年後に、私はプロダンサーになりました。 私は、10歳の夏に骨肉腫を右足付け根部に発症。 主治医の先生は、その私の状態から絶望的な結果も想定したくらいの状態だった。 私は、主治医の先生から、右足切断の説明と、承諾確認をされました。 右足の切断は、私の今後の人生にとって、とても大きな影響を与えることでしょう。 もし、当時私の右足を切断されていたら、今、そして、今に至る人生経験は全く異なった結果になっていたのだろう。 プロダンサーになった私は、ダンスを通じてたくさんの仲間ができました。 そして、ダンスを通じて人生を楽しむことができた。 幸せを感じながらダンスを踊り、そのダンスを人に見てもらうことで、見る人を幸せな気持ちにすることもできた。 私の右足は、百万分の一いや、一千万分の一の確率で奇跡的に残された、奇跡の右足なのです。 当時の執刀医である院長先生は、私に言いました。「数日発見が遅れていたら、右足は切断していたかもしれません。 助かった右足を、これからたくさん使って活躍してあげてください。」この右足は私の人生の友です。 共に癌と闘い、癌に勝った右足は、私にとっての宝物です。