小児がんサバイバーへのQ&A【家族について】
小児がんサバイバーへのQ&A 【家族について】 骨肉腫サバイバーとなった当時10歳の私の家族についてのQ&Aです。 Q1 あなたが小児がんを発症したとき、家族の反応は A1 母親は、告知の場面で泣き崩れていた Q2 あなたの兄弟の反応は A2 弟がいるが、産まれたばかりの赤ちゃんだった Q3 産まれたばかりの弟と、小児がんを発症したあなたの世話に、両親も大変だったのでは? A3 子ども二人とも手が掛かるから大変だったと思う Q4 両親は、小児がんを発症したあなたにどのように接していましたか A4 たまに、父親が病室に泊まりに来てくれた。母親は、弟の育児であまり病室には来れなかったけど、毎日、両親のどちらかは、会いに来てくれた Q5 両親があなたに会いに来てくれたときは、どんなコミュニケーションをしていましたか? A5 検査に付き添ってくれたり、食事を病室で、一緒に食べたり、少しだけ、自宅や、ご近所のことを、学校の友達のことなどの近況とかを話した。 Q6 病院の外のことを話していて、外出したり、帰宅したくなりませんでしたか? A6 帰りたいとは思わなかった。外に出たくなった時は、両親が来てくれたときに、病院の庭園を散歩するのが楽しみだった。 Q7 自宅に帰宅したいと思わなかったのは、なぜですか A7 帰宅できないことを理解していたから。でも、入院してすぐは、自宅に帰っていく両親や弟の姿を病院の二階から見送っていて、その時は自宅に帰宅したくなった。 Q8 帰っていく両親や弟の姿を見て、どんなことを思っていたのですか A8 寂しいという感情が強かった。病院に置いてきぼりにされた感じだった Q9 病院で、家族以外の人とのコミュニケーションはしていましたか? A9 他の病室に入院している患者さんと少し会話するくらい Q10 会話していたのは、同じくらいの歳の子どもですか A10 大人の人です。同年代の子どもは、いませんでした。 Q11 同年代の子どもがいれば、コミュニケーションしやすくなったと思いますか? A11 同年代の子どもがいると、良かったと思います。