【診断】小児ガンサバイバーの為の「スクールライフで知っておくべきこと」
🔷ガン治療のために、通院をすることは、不可欠なことです。 治療中は、学校に通えない。 友達との約束も守れない。 治療中は、ごくごく、当たり前のことです。 しかし、 小児ガン患者にとっては、とても辛いこと この記事では、以下のテーマを解説します。 🔷スクールライフで知っておくこと🔷 1️⃣ 自分自身の持ち味、強みを知ること 2️⃣ 自分自身の弱点を知ること 3️⃣ 他者との違いを知ること 4️⃣ 仲間との間での情報 5️⃣ 自分自身のマネジメントスタイル ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ 1️⃣ 自分自身の持ち味、強みを知ること ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ あなたの持ち味は? あなたの強みは? 普段、あまり考えることがないですよね 「えっと、そうですね、誰とでも気楽に会話できるところですかね」 とかね。 では、その持ち味、強みは、今、活かされるように行動していますか? 案外、出来ていないのではないでしょうか そこで、皆さんに提案するワークがあります。 時間はさほどかかりませんから、是非やってみてください。 ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ 🔷自分の持ち味🔷自分の強み🔷 をノートに書き出す ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ そして、今日1日、目につくところに置いて、何度も何度も眺めてください。 すると、夕方には、「はっ!」と、気が付くでしょう いろいろ考える前に、行動してみることですよ。 ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ 2️⃣ 自分自身の弱点を知ること ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ よーく知っているけど、言いたくないのが、「自分の弱点」ですよね。 ついつい、目を閉じてしまうこと、ですね。 実は、「自分の弱点を認識しておくこと」が、これからのスクールライフでの自己成長の基本になりますよ。 とっても大切な考えなので、 自分の弱点を探してみてください 「人前で話をするのが苦手」 「コミュニケーションがうまく出来ない」 「気が弱い」 たくさん出ましたか? それでよいのです。 これから、皆さんが、成長するポイントなので、たくさんあれば、それだけ成長する成果を得られますし、目標も定めやすくなりますよ。 ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ 3️⃣ 他者との違いを知ること ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ ここで、注意点があります。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 人と比べて、優劣をつけないこと。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 「ガンサバイバーだから、体力が劣っている」とか、 「みんなと同じように動けない」とか、 そんなことは、決して思わないでください。 とても難しいことですが、他人と比較することに意味はありません。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ あなたは、あなたなのですから。 特徴と、とらえるのです。 ここでお伝えしたいのは、 「他の人との違いを知ること」のみです。 前述の、1️⃣、2️⃣も同様の目的です。 自分自身のことを、より具体的に知ることです。 自分自身を深く知ることが、一番の目的です。 まずは、現状把握。 小児ガンサバイバー、小児ガン患者となった今、することは、社会の中でも苦なく生きていくための準備。 それが、あなたの現状把握です。 ガンを発症する前と、発症したあとでは、自分自身も、周りの環境も変わります。 新たな人生がスタートしたのと同じような、人生観を持つことが必要です。 私自身、小児ガンサバイバーとなり、通常の社会に復帰するも、自分自身の適応に疑問点を多く抱えました。 今考えれば、改めて、生まれ変わった自分自身を内観して、周りとの調和、協調性を身につけなくてはいけないと痛感したものです。 ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ 4️⃣ 仲間との間での情報 ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ 小児ガンサバイバーのあなたは、きっと感じているはず。 「みんなと違う」 しかし、みんなと寄り添うことは可能だ。 今日も、学校に登校できない。 病院に通院しなくてはいけないから。 身体の中には、まだ、ガン細胞が眠っていて、また、いつ目を覚ますか分からない。 ガン細胞と闘わなくてはいけないから。 あなたの気持ちを落ち着かせ、安らぎを与えるのは、仲間、友人との関わりです。 通院の間に会えなかった分だけ、学校で仲間との交流に時間を設けましょう。 もちろん、放課後の時間も可能であれば、仲間と付き合いましょう。 仲間との時間を長く共有するだけで、あなたは、安心感を得ることでしょう。 そして、仲間との情報を共有する。 当時の私には、それができなかったのです。 そのため、仲間との距離感を遠く感じていました。 そして、その時の気持ちは、「さみしい」の一言。 誰にも相談出来ずに、長い時間を空虚のなかで過ごしてきました。 しばらくしてからは、何かのキッカケで、仲間との距離感を縮めることが出来ましたが、あの時、もう少し早く、この事に気が付き、行動できていたら、「さみしい」気持ちから離れることができたはずだと、思っています。 ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ 5️⃣ 自分自身のマネジメントスタイル ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ 小児ガンサバイバーにとって、今後の人生観は特別なものになっています。 幼い頃に、自らの死を感じた経験は、ガンが治まり通常生活に戻ったとしても、生まれ変わりを強く意識させます。 もう一度、新たな人生を貰い、再度やり直すと言う意識が強く芽生えるのです。 小児ガン患者となった時、そして、治療を受け、ガンサバイバーとなったとき、自分自身の人生のマネジメントが新たに必要になります。 そして、その自身のマネジメントにおいて、学校での活動や友人とのつきあい方などを決めていくのです。 全てを理想的に進めることは難しいことを理解しながら、自分の歩む人生を決めていくことをおすすめします。 最後までお読みくださりありがとうございます。
自分の歩む人生を自ら決める
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