癌(ガン)と闘うための101の方法 NO4
癌(ガン)と闘うための101の方法 【人とふれあうことを忘れない】 重病、難病を発症したとき、自分自身の身に恐怖、恐れ、不安、悲しみ等が常につきまとう。 その波に流されてしまうと、恐怖、恐れ、不安、悲しみの波にのまれてしまい、心までも恐怖、恐れ、不安、悲しみに満たされてしまう。 自分自身が重病、難病になってしまった時に、自分自身の周りの人々を見回したとき、その時にはじめて、自分自身を囲む人々の心の温かさに気付きます。 当時、小児がんサバイバーとなった私の周りにも、とても温かい人々がいて、その温かさに自分自身が救われました。 私の例のように、子供でも、その温かさには気付き、そのありがたさに感謝できるのです。 心が恐怖、恐れ、不安、悲しみに支配されそうな、患者さんが居られましたら、是非ともその事に気付いて欲しい。 そして、心穏やかな気持ちにして、難病と闘って欲しい。 私が当時、小児がんサバイバーであったときの心の支えは、周りの人々であったことを患者さんに、そして、特に小児がん患者さんには、早く知って欲しい。 そのためにも、周りの人々とのふれあいの大切さを知ってもらいたかったのです。