THE TIME 刻の記憶 【Roots】
ほっし校長マガジン【Roots】2月号
なぜガンを発症したのか
私にとって、この問いは この問いの答えを知るのが怖かった 人生は先が見えないもの だから 人は日々ワクワクしたり、 時に悩んだりもする それが、人らしい生き方なのだと 勝手に決めていた 私は今回の投稿で その禁断の扉を開こうとしていた それは その答えの向こうに何かの答えがあるから そう信じて、執筆し始めた 季節はもう春に近づこうとしていた 桜の開花が待ち遠しく まだ、つぼみさえ芽を出さないこの時期に 私は桜を想い 桜と同じ気持ちで 少し穏やかな 待ったりとした空間に身を置いたりした 若い恋人同士が手を繋ぎ ゆっくりと歩いていた 遠くからその様子を見ていると 昔の恋心に涙が溢れてくる
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私はひとりの女性に恋をしていた わずか10歳の恋心だった しかし 子供の頃の恋は純粋で清らかだ 深く思い詰めることもなく そして シンプルに人に愛を向ける ただそれだけだった 私はあのときの自分に謝りたい 全く後悔しないことなんて、ないのだけど、 あのときの自分に後悔したこと あの時の自分に謝った 人を愛することを絶やしてはいけない なのに、私は あのときの私は、人を愛することを あきらめた 人を愛することで、愛される人になれる 私は、人から愛されることをあきらめてしまったのだ それは、ガンを発症したから? それどころでは、なくなったから? でもそれはあなたの勝手な言い訳 そう、天から声が降りてきたような気配が 私をソワソワさせた 本当に苦しいときは、仕方のないこと だけど なにも出来なくなる程、辛くなる そんなことがあるのだと、 わずか10歳で知った
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恋の想いを絶ちきった病の発症
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夢見る将来と打ち砕かれた希望
人は将来への希望を持ち 希望を宝にして生きている 夢を見ること自体は悪くないと思う ただ、 それを打ち砕く出来事が起きてしまうと 夢を見失ってしまうのだ 夢を見失ったとたんに、身体が地面に押し付けられるように 失望する 見ているほうが辛くなるほどの落胆の様子に 掛ける声も見つからない
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なぜガンを発症したのか
それは
物事の儚さを体感する為
私自身に起きた出来事や出会い そして、別れ 私は少しわかったような気がする 人は得ているものを突然失うと ショックを受ける しかし 得たものを失うことも学び さらに そこから得ることがある 世の中はこれらの循環と繰り返しの連続だ 失うことを学びだと理解すると、 得たときの感動が向上する だから人は、 病から救われると、それを喜びに変え、 命を大切にしょうと改心する そして 「生きてて良かった」と 生きていることへの感謝が出来るようになる
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人の感動は大切なものを失ってから
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失うことは、そんなに怖がらなくて良いよ それは、学びの始まりで、 神様が用意してくれた演出だから 心からの感動は 意図的には創ることがとても難しい 人を本当に感動させるには、 それなりに印象に残る演出が必要なのだと そして、気が付いたら いつの間にか 神様が演出した舞台に出演していることに 気が付く
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神様の試験
何度でも履修できる学び
神様の試験は、合格するまで 何度でも受験できるのです なぜなら、神様の試験は全てが 必須科目だから 学びの目的を理解できるまで 何度でも受験できます。 しかし 神様の試験はとても難しい 何故ならば それは、人が 素直さを失ったり 利他愛の心が薄れてしまったり 本来の人間らしい要素を 失くしかけているから 人が失ったものは、 あまりにも大きい とても大きな損失を 永く生きてきた間に、少しずつ増やしていった 失ったものを取り戻しつつ、 再び自らに定着させ、 そこから、さらに新たな学びを得なくてはいけない
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ほっし校長マガジン【Roots】2月号
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なぜガンを発症したのか
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